相続、売買、贈与、住所変更、ローンの完済など
当事務所では、様々な登記手続きの代行、アドバイスをさせていただいております。
不動産登記は、不動産という大きな財産の目に見えない権利を誰にでも分かるようにする重要な手続きです。目に見えない権利を誰にでも分かるようにするということは、早く登記した者勝ちということを意味しています。なぜならば、第三者は登記されている人が権利を持っていると考えてしまうからです。
不動産を所有している方、これから取得しようとしている方、手放そうとしている方、借りようとしている方など、登記のことなら当事務所にお任せ下さい。迅速に対応いたします。
不動産登記が必要な場合(一例) | ||
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相続 | 売買・贈与 | 住所変更 |
住宅ローンの借換・完済 | 財産分与 | 建物新築 |
お客様Aさん(仮名)のケース
- 「先生~不動産登記ってどんなときに必要なの?」
- 「簡単に言うと不動産の所有者に何か変更等があったときですかね。」
- 「所有者に子どもが産まれたりとか?」
- 「いやっ、ご家族が増えたりしても登記の必要はありません。
例えば、所有者の方が死亡したとき(相続)とかですね。」 - 「あ~そうそう、相続登記ってやらなきゃダメなの?」
- 「やらないと何か罰則があるというわけではありませんが、やっておいた方がいいですね。放っておくと次の相続が発生してどんどん相続人が増えていってしまい、よく分からない人まで相続人になって大変なことになりますよ。しかも、その大変な思いをするのは子ども達ですよ。」
- 「先生、脅かさないでくれよ。でも、不動産をどうこうすることはないけどなぁ。それでもやらなきゃダメ?」
- 「建物は、いずれ取壊すでしょうから、それまで何もしないのであれば、問題は生じないかもしれません。でも、土地は無くなりませんからね。やっておいた方がいいと思いますよ。」
- 「そうか。やっぱりちゃんとやっておいた方がいいな。でも、誰の名義にしたらいいか分からないんだよ。」
- 「誰の名義にするかは、将来を見据えて検討した方がいいですね。
確か、Aさんのところは…
父、母、Aさん、弟の4人家族、不動産の名義は父で4ヶ月前に死亡
…でしたよね。」 - 「そうなんだよ。それで、今、母親と俺が同居しているだろ。だから、俺名義にしておいた方がいいと思うんだよね。弟もそれでいいって言ってるし。」
- 「そうですね。将来的にAさんが使うのでしたら、
父→母→Aと相続するより、父→Aと相続した方が登記は少なくて済みますね。
でも、相続税にも気を付けて下さいね。金額は相続税のほうが大きいでしょうから。」 - 「相続税か・・・先生は分かんないよね?」
- 「そうですね。税務は、私の専門ではないので分かりませんが、税理士などの専門家とチームを組んでしっかりバックアップしますので、ご安心下さい。」
- 「それは、余計な手間がかからなくて助かるなぁ。」
- 「Aさん、手続き的な面はどうにかなるとして、お母さんの心理面にも配慮してあげてくださいね。別に子どもを信じられないわけじゃないけど、自分の名義が入っていないことを心配する母親もいますからね。」
- 「そうか、それでこの前この話をしたとき何となく暗かったのかな。じゃあ、母親名義にするか・・・」
- 「一応、共有名義というのもありますよ。では、そこら辺の話は事務所でゆっくりと。」